To Live and Die in Tokyo

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zoom RSS 04.11鑑賞作品(3)

<<   作成日時 : 2005/01/09 03:17   >>

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『でらしね』中原俊/奥田瑛二、黒沢あすか、益岡徹、三谷昇
奥田のいつもながらのクドい芝居を、中原のさっぱりした演出が中和する役割をはたしていて心地よく観ることができた。話はありがちなのだが、現在と過去を交互に描くことによって、都会と自然を上手く対比させている。
上映前に舞台挨拶があって、黒沢あすかが体の線がくっきり出た上にパンツが見えそうなほど丈の短いワンピで登場。もっと前の席に座らなかったことを激しく後悔。中原監督は「喪黒福造」をお人好しにしたような感じの人だった。
☆☆☆☆

『やさしい嘘』ジュリー・ベルトゥチェリ/エステル・ゴランタン、ニノ・ホマスリゼ、ディナーラ・ドルカーロワ
もっともっとベタにしたほうがいい。作り手の自己満足的な芸術志向が、この物語が本来持っていたゆとりや柔らか味を奪いとってしまっているように思えた。
☆★

『便利屋家政婦 鍵の穴から』山内大輔/吉本雅、北川絵美、葉月螢
二話オムニバスだとは知らずに、一話が終わった時点でもう60分経ったのかと思った。それほど退屈で長く感じたってこと。


『女子アナ秘局攻め』加藤義一/笹矢ちな、岡田智宏、酒井あずさ、丘尚輝
あちこちにいい加減さが目立つが、舞台となるテレビ局の作りや見せ方に、ピンク映画の枠の中でできうる限りの工夫と努力が見られるのは評価できる。ヒロインはかわいいのだが、ちょっと中村うさぎっぽい。ってことはいじってる?
☆☆

『笑の大学』星護/役所広司、稲垣吾郎
テンポを良くするためのカット割り以外は、無理に映画的であろうとしないのは潔い。後半、笑いの素晴らしさを声高に叫ぶほど、映画自体が笑いから離れていくのはいただけない。
☆☆☆★

『オールドボーイ』 パク・チャヌク/チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン
瑣末にこだわらず、有無を言わせぬ馬力で押し通す演出は間違っていないが、人間ドラマを捨てもっと活劇に徹するべきだったと思う。驚愕の真実、衝撃のクライマックスもしつこすぎて少々うんざり。復讐に15年もかける人間が、姉の悪口を言った男を後先考えずに衝動的に殺してしまうあたりは、激昂しやすい韓国人の体質が出てるよなあ。
☆☆☆★

『クライモリ』ロブ・シュミット/デズモンド・ハリントン、エリザ・ドゥシュク
新味はないが、この手の映画の基本は一応押さえてあるし、もったいぶったところがないのもいい。無邪気に暴れまくる狂人三兄弟より、得体の知れないガソリンスタンドのオヤジのほうが不気味に感じたのは、この映画を観たのが浅草で、場内や外の通りに似たような方々がたくさんいたからか。
☆☆☆

『濃厚不倫 とられた女』女池充/こなつ、石川欣、林由美香、佐野和宏
観ていて不愉快な気分になるのは、理性や倫理観の欠如に無自覚な人間を見せられたからではなく、作り手がそれを正直な生き方だと勘違いしているから。この監督はシリアスな話だと、滑稽なほど底の浅さがあっさり露呈する。
☆☆★

『人妻援交サイト 欲望のままに』関根和美/酒井あずさ、町田政則、華沢レモン
たわいないしウソくさい。でもところどころにユーモアやしみじみとした味わいがあって決して嫌いではない。
☆☆★

『スイミング・プール』フランソワ・オゾン/シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ
若い頃のミステリアスな艶こそなくなったものの、今のS・ランプリングには無駄なものをすべて削ぎ落としたシンプルな美しさがある。いつまでも「美」にしがみついているドヌーヴや吉永小百合なんかよりずっと魅力的だ。トレンチコートの着こなしの何とカッコイイことか。とは言っても目を奪われるのはやはり若い肉体のほうで、プールの中からベッドの上まで脱ぎ惜しみ一切ナシのL・サニエは、今年の洋画で一番のエロエロ。どちらかと言うと平坦な演出なのに退屈することなく観れたのも、彼女の裸があったからこそ。
☆☆☆

『恋の門』松尾スズキ/松田龍平、酒井若菜、松尾スズキ
会話やキャラクター造形のセンスだけに頼ることなく、土台となるストーリーをきっちり練り上げることによって、一歩間違えば「ヘン」の羅列で終わってしまう危険を回避している。松田龍平がいい役者に見えるという点だけでも評価に値する。
☆☆☆☆

『海猫』森田芳光/伊東美咲、佐藤浩市、仲村トオル
キレイゴト8割のドロドロ2割で、面白いのは当然後者。病弱なヒロインが軟禁されるあたりから彼女の最期まではB級のホラー、サスペンスみたい。包丁片手に伊東美咲を追い掛け回す佐藤浩市は絶対クルマに轢き殺されると思ったもん。登場シーンから場違いな凄みを醸し出していた白石加代子も、ここでオニババぶりを存分に見せて、このためのキャスティングだったのだと漸く納得。仲村トオルのフライング・ボディプレス身投げには思わず吹き出した。主要キャストでドロドロ部分に唯一無関係の三田佳子は、娘がどんな生き方を選択しようとも一切干渉しない放任主義の母親役なのだが、この役を彼女に演らせることこそ、ある意味この映画の一番スゴいことかも。なんてったって私生活はそれで大失敗してるんだから。
☆☆★

『コラテラル』マイケル・マン/トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス
これって元々の脚本は、ブラックユーモアを多分に含んだ一風変わったバディものって感じじゃなかったんだろうか。無理な設定や間抜けな展開は、シリアスに処理するにはリアリティに欠けすぎている。それを変形とはいえフィルムノワールに仕立て上げてしまうのだから恐れ入る。『M:I−2』あたりまではいつも「おれ様」だったT・クルーズだが、ここ最近は共演者を立てる「あなた様」が続いてる。意図的だとしたら大したもの。
☆☆☆★

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