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zoom RSS 『テキサス・チェーンソー:ビギニング』(ジョナサン・リーベスマン)

<<   作成日時 : 2007/01/02 03:24   >>

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正月なんだから、ふさわしい映画を取り上げなきゃと思い、最初はこないだビデオで観た『溶解人間』にするつもりだったんだけど、書こうとしてたことの大半が既にあちこちでさんざん書かれてたんでヤメ。しゃーないんで、ひと月チョイ前に観たこちらに変更。オメデタさでは見劣りするけど、世間(と言っても三ヶ日に読んでくれる人なんてせいぜい20人ぐらいだろうけど)の幸せ気分に水を差すには十分でしょ。

この手の映画に関しては、残酷描写の痛さに顔をそむけることはあっても怖いと感じることはまったくなく、狂人とか怪物の豪快な暴れっぷり(とヤラレっぷり)が楽しくて、いつもワクワクしながら観るのだが、この作品の場合はちょっと違った。前日譚だから、当然あの不愉快極まりない狂人一家が誰一人欠けることなくエンディングを迎えることは観る前から分かってはいたのだが、一矢も報いることができないままに全滅するであろう被害者たちの無駄なあがきに、なんだかドヨ〜〜ンとしたやり切れない気分になって、中盤あたりから見るのが辛くなってきた。これがマジメな人間ドラマだったら、悲惨な結末がわかっていても心の奥底にズシリと重たい何かが残るだろうが、レザーフェイスに殺されたんじゃイヤな気分とツラの皮しか残らない。せめてもの救いは、ヒロインを始め被害者たちに特に感情移入できるような人物がいなかったことで(前作のヒロイン、J・ビールがこっちに出てたらたまんなかった)、そのおかげかレザーフェイスがミッション・コンプリート、伝説の幕開けとなるラストではワクワク感が蘇ってきた。

陰鬱を捉えた映像はやや気取り気味なのはいただけないが、ジメジメの嫌ーな感じは実に効果的。たとえ狂人一家が住んでいなくても、こんなとこには行きたかねえやとつくづく思わせる。

ところで、ラストに字幕でこの一家が4年だか5年で33人殺したと出てくる。33人と聞くと一瞬スゲーッと思うのだが、よくよく考えると、この作品で8〜10人ぐらいは殺していて、前作でも4、5人は殺していたと思うから残りは20人弱。4年間で20人とすると1年平均は5人で、映画2本みたいに一台のクルマに何人も乗ってると、一回で1年分のノルマを達成してしまうことになり、そんなに四六時中殺しまくっていたワケじゃないことに気付かされる。おそらく1年の内、虐殺に費やされるのは、その後始末に追われたり、余韻に浸ったりする日数を合わせても、せいぜい数週間程度で、残りの日々は仕事もせずにまったりと過ごしていたのだろう。
もしさらなる続編があるのなら、その辺のオフ(って言い方もなんだが)の生活ぶりも見せてほしいと思う。この一家、人さえ殺さなければかなりお笑い度が高いので、ホラーにはならんだろうが。
☆☆☆★

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テキサス・チェーンソー・ビギニング
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