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zoom RSS 今日のひとこと総集編+映画星取り(15.04)2

<<   作成日時 : 2015/08/16 20:51   >>

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今日のひとこと(04.28)
阿修羅原死去
自分の中ではこの人と剛竜馬(の歩んだ道)がごっちゃになってて、今回の報にも「あれ、既に何年か前に亡くなったんじゃ?」と一瞬、剛と勘違いした。二人とも国際プロレス出身で同じころに頭角を現し、新日のリングで藤波に挑み(当時はジュニアヘビーだった)、その後は流転のプロレス人生を送り、金銭トラブルを起こし、音信不通になり、と共通点が多い。

今日のひとこと(04.20)
キネマ旬報
『龍三と七人の子分たち』の特集が酷すぎる。監督インタビューは過去に行われたものの再録のみ、芸人仲間へのインタビューは本作とは何の関係もなく、批評はひとつも無し。これで特集と言えるのか。


鑑賞映画星取り(☆5つが満点)
『マジック・イン・ムーンライト』(ウディ・アレン)☆☆★
アレンだから霊能力者のトリックにマジシャンが挑むという話もサスペンスとして期待することはないのだが、両者のやりとりがもう少しスリリングになってほしかった。話をうまく転がせず口数で誤魔化そうとする、ダメなときのアレンの典型。

主役のコリン・ファースは思ったほど仏頂面が可笑しさにならず、この役は逆に軽薄な芝居が似合うヒュー・グラントとかエイドリアン・ブロディあたりにやらせた方が良かったかも。

『ギリシャに消えた嘘』(ホセイン・アミニ)☆☆☆★
昔の推理小説が原作で、舞台となる時代ももそれが書かれた頃で、演出のタッチも今風を感じさせずテンポも速くないのだが、主役三人それぞれの思惑の絡み合いと次第に追い詰められていく様が濃密で飽きさせない。よくわからないけどこの監督、50年代あたりのミステリーの作法を相当勉強しているんじゃなかろうか。

ヴィゴ・モーテンセンは精悍な二枚目すぎて、若い妻の心が自分から離れていくことに怯える夫の悲哀があまり感じられなかった。この役はジェフリーラッシュとかジョン・マルコヴィッチで観たかった。

欧州のアメリカ人、二人の男と一人の女の愛憎、ホテルでの殺人、物語に似つかわしくない降り注ぐ陽光と同じ原作者の『太陽がいっぱい』と重なる部分が多々あるのが興味深い。

『インヒアレント・ヴァイス』(ポール・トーマス・アンダーソン)☆☆★
台詞の洪水についていけずストーリーを把握し損ね、コメディらしいのにユーモアを解せず(笑えたのはジョシュ・ブローリンの二代目宇宙人ジョーンズを狙ってるかのようなヘンな日本語ぐらい)と、自分にはとことんダメだった。肌が合わないときのウディ・アレンを下品にしたようなもん。

『おみおくりの作法』(ウベルト・パゾリーニ)☆☆☆☆
孤独死した人間の葬儀を手掛ける役人である主人公が職務を超えて故人の身元や縁戚を探す姿は、最初のうちは几帳面さと誠実さゆえのように見えた。しかし段々と彼の暮らしぶりや性格が判ってくると、それだけではなくて彼が故人に自分の未来を重ねているように思えてくる。

あのラストは作り手にとっては精一杯の救いなんだろうけど、それでもやはり悲しすぎる。

『ザ・トライブ』(ミロスラヴ・スラボシュピツキー)☆☆★
主人公が寄宿学校に到着する2シーン目で早くも睡魔に襲われ、その後は真ん中あたりまで寝たり起きたりの繰り返し。
台詞ナシ、ワンシーンワンカット(じゃなかったかも)というただでさえ退屈な演出スタイルな上に、それ自体が目的化しすぎている。特に台詞ナシは、登場人物のほとんどが聾唖者だからという部分ではそれでいい、というかそうなって当然なのだが、それ以外の人物を無理に話させなかったり、話す場面になるとカメラが声の届かない距離に離れたり、ガラス越しになったりするのがわざとらしすぎる。これじゃ声のない異世界みたいなもので、却って特異性を弱めてしまっているんじゃなかろうか。
犯罪シーンに、なるほどって思わせるような聾唖者だからこその手段とかハンデがないのも面白くない。

『ジヌよさらば かむろば村へ』(松尾スズキ)☆☆☆★
個性も実力も申し分ない役者が揃い、過疎の村というある意味特殊で閉ざされた世界で常識にとらわれないキャラクターを演じるのだから面白くならないはずがない。のだが、主人公の人物像に疑問を抱いてしまい素直に楽しめない部分も多々。
前半では田舎(での生活)をナメすぎている上に他者に対して無神経なところがやりすぎだし、わざとらしい口下手がもどかしく、後半はお金に触れられず、見ただけで卒倒するという精神疾患を「何も買わない売らない」というライフスタイルにすり替え、肯定的に捉えるのに納得いかなかった。

二階堂ふみのパンチラはなかなかエロかったが、スリップ姿で縛られる松たか子の方が10倍そそられる。

『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』(橋本昌和)☆☆☆
野原一家が前半でメキシコに移住し、そのまま最後まで日本に戻らないため春日部防衛隊の活躍が見られないのは残念だが、所変われどバカは変わらずで安定のクオリティ。

外部から遮断された村で人食いサボテンに襲われるというB級SFなストーリーは悪くないが、もう少しこの手のものならではのこだわりがあってもよかったような気がする。

スマホ少女は必要だった?大して役に立たないし、何者なのかもわからないし。アイドルに声優をやらせるために後から加えたキャラなのかも。

『和食ドリーム』(すずきじゅんいち)☆☆★
最近よく見かけるテレビの日本(人)自慢番組に海外向けの日本PRをミックスしたような感じ。安い音楽と淡々とは違う心がこもってなさそうなナレーションが、余計そういう印象を強める。大臣なんか出す必要あるのか。

あちこち手を拡げすぎずに、もっと人物を絞って海外における和食文化の歴史などに深く斬り込んでほしかった。

91才にして元気一杯であちこち飛び回ってるジイ様は映画の内容と関係なくもっと見たかった。

灰汁を取らない方が味がいいというのは本当なの?結構驚いたんだけど。

『寄生獣』 完結編(山崎貴)☆☆☆★
一作目でグロい部分を出し惜しみせずガンガン見せていたので、今回はそっち方面よりもドラマ(と作り手が思っているであろう「泣かせ」)重視になるのかと不安だったが、そんなことはなかった。
確かに映像面でのインパクトは薄れたものの、より派手に、よりスピーディーになり、ところどころに意外性もあって(原作通りだかすっかり忘れてた)、さらに主人公の絡まないエピソードも充実していて満腹感という点では申し分ない。R15以上にはできないという制約の中でできうる限りのことをやっている(てか、よくPG12で通ったと思う)。

後半になって次々に死んでいく主要登場人物が、その直前にグダグダと自身の思いを語りたがるのには内容の幼稚さも含めて辟易させられた。

ラストの殺人鬼が襲ってくるのはまったく必要なかった。CGのない生身のアクションとなるとまるっきりチャチくて見てられない。

『王妃の館』(橋本一)☆☆
コメディとしてもミステリーとしても群像劇としても見事につまらない。

ツアー会社がホテルと結託して昼と夜で別々の客を泊まらせる、という非常識なダブルブッキングにリアリティを持たせるための工夫がないのが致命的。

ツアー客のドタバタ劇とその一人である作家の小説の映像化部分との噛み合わなさがハンパじゃなく、特に後者のオール日本人による中世フランスコスプレ劇の学芸会ぶりとクライマックスの激安「レ・ミゼラブル」には頭がクラクラした。

結論。東映にパリは無理。

『龍三と七人の子分たち』(北野武)☆☆☆☆
北野映画では最もクセがなく、話は普通に展開するし(途中でヘンな寄り道するのは「らしさ」だが)、ギャグはテレビのコントと変わらないベタさ。

老ヤクザたちの時代錯誤ぶりは、いくらなんでもそりゃないだろと思うことも度々だが(彼らの現役時代が戦後まもなくから昭和40年代あたりに見えてしまうが、年齢的に考えて平成初期<=20年前>ぐらいまでは現役だったはず)、彼らの子供のような幼稚さバカさもあっていい具合に愛嬌になっている。

クライマックスの殴り込みは中尾彬(の死体)ギャグには相当笑ったが、その後のカーチェイスになると思いのほか盛り上がらず、このあともうひと山あるのかなと思ったところで終わってしまい物足りなさが残った。予算的な問題もあったのだろうが、登場人物以上に監督が老けてパワーが無くなったようにも見えて寂しい。

『大殺陣』(工藤栄一)☆☆★
集団抗争時代劇の一本だが、登場人物それぞれの個性や計画に進捗状況の描写が足りないためか、クライマックスに向けての高揚感に乏しい。長回しや構図へのこだわりもテンポを悪くしているような気がした。

クライマックスの時に滑稽にさえ見えるグダグダな戦いぶりは、実際に多人数で斬り合いになったらこんな風になるんだろうなあと納得。

60年代の東映アクションで、悪役でなく最後まで生き残る安倍徹を見たのは初めてかも。

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