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zoom RSS 今日のひとこと総集編+映画星取り(15.05)2

<<   作成日時 : 2015/09/28 00:35   >>

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今日のひとこと(05.30)
『メイズ・ランナー』鑑賞
高校生の時に読んだ新井素子の「大きな壁の中と外」を思い出した。

今日のひとこと(05.22)
母校
10数年前に移転したんで当然校舎も同じ頃に取り壊されたものだとばかり思ってたのだが、ほんの2年ほど前まで残っていたことを今になって知る。行っておくんだった。

今日のひとこと(05.16)
カンヌ映画祭
エロさでは『海街diary』の4人よか河瀬直美だな。

鑑賞映画星取り(☆5つが満点)
『私の少女』(チョン・ジュリ)☆☆☆
虐待、同性愛、アルコール依存症、不法就労と様々な問題を放り込んでおきながら、それらについて正面から向き合おうとする気がなく、主役二人をより深刻な状況に追い込むためだけに用いているようなところに疑問を感じた。虐待された少女が最後にとった行動はB級サスペンスみたいにチープだし、婦人警官と少女が全てを捨てて村から去るラストは情緒的すぎる。真面目に作ってはいるが、やってることは昔の野島伸司ドラマとたいして変わらない。

少女の性格の悪そうな顔立ちは本作で最もリアルな部分かも。作り手が彼女の性格の歪みを示すため、あるいは観客の安易な同情を拒むために、あえてこの顔を選んだとしたら大したもの。

ペ・ドゥナのファンとしては、今までにない役柄を演じたことよりも、コスプレっぽい警官の制服の方が見どころとして大きい。

『ゼロの未来』(テリー・ギリアム)☆☆
ギリアムらしいビジュアルセンスも風刺も、もはや古めかしいだけ。
80年代は時代の先を行っていたが、90年代で時代に追いつかれ、世紀が変わってついに時代に置いてけぼりって感じ。

主人公がやたらとテンパったり悩んだりするばかりで設定が生かされていない。

『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』(ポール・ティビット)☆☆☆
もともとのテレビアニメをまったく知らず、ヘンな形の主人公がスポンジであることにも映画が始まってから気付いたし(チーズに見えた)他のキャラクターも元がなんなのかすぐにはわからないのばっかで、こいつらが狂ったようなハイテンションで動き話すのになかなかついていけない。
しかし、舞台が海底(であることにもすぐにはわからなかった)から陸上に移り、セルアニメがCGキャラと実写の合成に変わると、時にシュールでさえあるハチャメチャなアクションの連続で画面から目が離せなくなる。
こういうチャレンジ精神は素直にスゴいと思う。

アニメキャラに囲まれながら悪役を演じるアントニオ・バンデラスが、なんだかとても楽しそうに見えた。

『ラン・オールナイト』(ジャウマ・コレット・セラ)☆☆☆☆
親子愛、家族愛が前面に出てはいるが、対立するかっては親友だった殺し屋と組織のボスが損得勘定抜きで意地を張り、筋を通し、お互い(だけ)が納得できるカタの付け方を求める姿勢や、それが運命かのような悲劇的な最期には60〜70年代の男の映画を思わせる。

『シグナル』(ウィリアム・ユーバンク)☆☆★
ネット犯罪を題材にしたサスペンスと思われた話が、予想外の展開でSFになり、さらに不条理劇のようでもあってまったく先が読めない面白さ。しかし謎の解き明かしは中途半端で、ちょっと派手めのアクションをはさんで、最終的には投げっぱなしといってもよく釈然としないものが残った。

両脚を付け根からメカ(何のため?)に改造された主人公が、取り乱しながらもパンツの中を覗いてイチモツの無事を確認するのがおかしかった。こういうユーモアがもっとあっても良かった。

『チャッピー』(ニール・ブロムカンプ)☆☆☆
子供並みの精神年齢のロボットの動きが少々人間っぽすぎるのが露骨な可愛さ狙いに見えて鼻につくが、ファンタジー色は予想外に薄く、この監督らしい荒れた風景の力もあってなかなかハードだ。殺伐とした世界に放り込まれたピュアな少年(ロボット)の試練の物語として観ることもできる。
彼のイノセンスに感化されたかのように強面ギャングたちが段々と人間味を見せるあたりの流れが良く描けていて、それによってクライマックスのアクションが一層盛り上がった。
一方、ロボットの創造主である若き技術者のモラル面での問題に踏み込まないのと、彼のライバルの技術者のあまりに後先考えない単純な悪役ぶりには納得いかなかった。
ライバル役にヒュー・ジャックマンはミスキャスト、というか誰も彼のこういう役を望んでいないのでは。

『ブラックハット』(マイケル・マン)☆☆★
食い合わせの悪そうなマイケル・マンとコンピュータ(犯罪)だが、力任せのぶつかり合いだけででなくそれなりに知の対決もあって、思ったほどの違和感はなかった。主人公のクリス・ヘムズワースが服役中のハッカーに見えず、戦闘能力が高いという設定でもないのに、いかにも元軍人な敵相手に肉弾戦で勝利しちゃうあたりは苦笑いするしかなかったが。

鉱山の破壊が真の目的の敵組織が、その予行練習として原発を破壊するっておかしくないか?「熊にまたがりお馬の稽古」と同じで、どう考えても練習の方が難易度高いと思うが。

『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』(リナ・プリオプリテ)☆☆☆☆
ファッションセンス、ゼロの自分にも、ここに登場する老女たちがただ派手なだけの関西おばちゃんとは明らかに違うことはわかる。ここまでの着こなしができるのは、それ相応の人生経験があったからこそなんだろうなあと感心。

『メイズ・ランナー』(ウェス・ボール)☆☆☆★
これ、日本だと山田悠介系のショボいバカ映画にしかならない話なんだけど、『キューブ』+『蝿の王』って感じで中々楽しめた。
迷路の仕組みに懲りすぎたり、モンスターを出しすぎたりすることなく、ゲーム感覚があまりないのも良かった。

三部作になるらしいが、一作目から結構謎を明かしてくれるのは評価したいが、巨大迷路の存在が脇に追いやられて、次作以降は迷路(メイズ)と全然関係のない話になっちゃいそう。

悪役的ポジションで『なんちゃって家族』の童貞君ウィル・ポールターが出てて、ずいぶん逞しくなってて違和感は全然ない(というかしっかりハマってる)んだけど変な顔は相変わらずで、今後若きクセ者役者としてどんどん売れてきそう。

『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』(押井守)☆☆
どのへんがと訊かれると困っちゃうのだが、ポリティカルスリラーとしてすごく古臭いような気がした。
メカへのこだわり、美(少)女のアクション(ロシア女のガンアクションとか、彼女ばかり撮って敵を無視してるせいで、敵がどこにいて、ロシア女がどこに向かって撃ってるのかほとんどわからん)、主人公の軽口といった監督の趣味(あるいはアニメヲタへのサービス)が過剰すぎるのも鬱陶しい。
で、肝心のロボットアクションは最後の方にちょこっと、それもたいして説得力のない形でのみで、顔見せ程度で終わってるのが、お金が無くてこれが限界ってことなのか、それともロボットなんかどうでもいいという監督の開き直りなのかはわからないけど残念感ハンパない。

『ズタボロ』(橋本一)☆☆★
冒頭のケンカ(ってよりリンチ)シーンが壮絶で、これは相当シリアスな内容なのかと身構えたが、場面が翌日に変わるとボコられてた主人公たちが普通に会話してるんで肩すかし。その後もシャレにならない暴力と青春ものらしい恋や友情が噛み合わず、『ヒーローショー』と『岸和田少年愚連隊』のどちらをやりたいのかわからない。
佐藤二朗のヘンなヤクザもコメディリリーフなのか狂気なのかわからない。

クライマックスのケンカで3対10の不利な状況を勝ち上がったもののボロボロになった主人公が、その後かってまったく歯が立たなかった相手とのタイマンで勝利しちゃうのはいい加減すぎる。何度かウエイトトレしてる場面があったけど、それで強くなったってことなのか?

室内は80年代なのに、外はまるっきり現在ってのもトホホだ。

『Zアイランド』(品川祐)☆☆☆☆
個人的な好みであるが、ゾンビ映画はホラーではなくアクションとして作られたものの方が断然面白い。本作もそんな一本で、コメディ部分も含めてとにかくスピーディーでハイテンションで一気呵成に見せる。
数多い登場人物の捌き方も巧みで、主人公グループ、島民、ヤクザ、そしてゾンビが入り乱れる中で一人一人がしっかり描き込まれているので、一体誰が生き残るのかが一層気になり、こいつには生き残ってほしい(あるいは死んでほしい)という感情移入も強くなる。

生前にドラッグを使用していたゾンビが他のゾンビよりも強敵というアイデアは、ひょっとしたら既に他のゾンビ映画でありそうな気もするが、案外説得力がある。

哀川翔、小沢仁志相手に一歩も引かず、ゾンビよりも怖い木村祐一がスゴい。

『脳内ポイズンベリー』(佐藤祐市)☆☆☆
平凡でクソつまらない恋愛劇が、ヒロインの脳内(思考)を5つに分けて擬人化するという斬新なアイデアによって、一気にとまではいかぬがそこそこ個性的な作品になった。
アイデアだけでなく5人の言い分もよく練られていて、なるほど様々な思考のせめぎ合いの末に導き出された結論によって人は行動や発言をするんだなあと妙に納得させられたりもした。
ヒロインのまるで操られているかのような感じも面白い。マジンガーZに兜甲児が5人乗っかって喧々諤々してるようなもんか。

ヒロインは二人の男の間で揺れ動くのだが、この二人に人間的魅力が乏しく、外見的にもあまり良い人間に見えないのと、後半になってシリアス一辺倒になるという邦画のいつもの悪いパターンが大きなマイナス。

『百日紅 Miss HOKUSAI』(原恵一)☆☆★
実在した人物の日常を怪談風なエピソードなども交えつつも淡々と描いているが、やっぱどんなに頑張っても「淡々」描写ではアニメは実写に敵わないのかもしれない。音楽のやかましさも描写を殺しているような気がするし。

ヒロインの妹が盲目であることは台詞(モノローグ)で説明せず、絵でそれとわかるように見せてほしかった。

当時の庶民に家の中で犬を飼う(飼い犬を家に上げる)習慣ってあったの?

『天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬』(FROGMAN)☆☆
赤塚マンガっぽいナンセンスが古すぎてキツいし、「フランダースの犬」の絡ませ方やバカボンパパの本名を知ろうとする悪の組織といったオリジナルな部分も思いつきの域を出ない。

バカボンとパパの声は良かった。

『駆込み女と駆出し男』(原田眞人)☆☆☆
内容的にはNHKで平日夜8時にやってる地味な時代劇っぽくて(ちゃんと見たことないけど)、単純に笑って泣いて観終わったら気分スッキリで十分な話だと思うのだが、原田演出は立派なものにしようとする意識が強すぎて堅苦しくなりすぎのような気がする。リアリティへのこだわりを前面に出しすぎるのも観客を必要以上に構えさせてしまう。

『イニシエーション・ラブ』(堤幸彦)☆☆☆
宣伝であまりに意外なオチを強調するもんだから、逆に松田翔太が登場した瞬間にデブ男と彼が同一人物の変身前、変身後ではなく別人であると見当が付いてしまった。そうなると本来伏線となるべき部分はこちらの予想が正しいことを確認するするためのものになってしまうし、ヒロインのやってることが、観客という作品世界に存在しない傍観者を意識しているように見えてしまう。
しかし、だからダメってこともなく、もたつきのない演出はネタが割れていても退屈することはなかった。舞台が87年というのも、それにどんな理由があるのかは全然わからなかったけど、自分がこの時代に主人公たちと同世代だったこともあって懐かしい気分で観れた。


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