To Live and Die in Tokyo

アクセスカウンタ

zoom RSS 今日のひとこと総集編+映画星取り(16.12)2

<<   作成日時 : 2017/05/22 00:38   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

今日のひとこと(12.28)
キャリー・フィッシャー死去
自分は当時のティーンの映画ファンにしては珍しく『SW』には全然興味を持たなかったのだが(初めて観たのも80年代半ばだった)、それでも、あの大騒ぎ(この40年でもっとも公開前に話題になった映画だろう)に新参映画ファンとして接していただけに、なんとも言えない寂しい気持ちになる。ネットニュースの見出しのほとんどに彼女の名前がなく、「SW女優」「SWのレイア姫」だったのが時代の流れを感じさせてまた寂しい。

鑑賞映画星取り(☆5つが満点)
『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』(ギャビン・フッド)☆☆☆☆★
『ドローン・オブ・ウォー』と同じく無人戦闘機を使用した最新の戦争(対テロ戦)を描いているが、無人機を遠隔操作する兵士に焦点を当てた『ドローン』に対し、こちらはさらに、無人機から送られる映像を前にした複数の場の司令官、政治家、あるいはテロリストのアジト周辺でスパイ活動をする兵士等も交え、この戦争の実相により鮮明に迫っている。
鳥や虫を模したカメラというのは実際に存在するのかどうか知らないけど、ゲーム機で操縦するそれは少しも絵空事に見えない。

敵アジトそばにいて爆撃に巻き込まれる少女の存在は、この戦争の非人道性をだけでなく、巻き込まれようとする罪なき者を目にしてしまうことで判断を誤る可能性があることの恐ろしさも伝える。

『幸せなひとりぼっち』(ハンネス・ホルム)☆☆☆☆
主人公の頑固オヤジ(ジジイに見えるがまだ59才)っぷりや隣に越してきた一家の妻の屈託のなさを示す序盤のエピソードがあざとすぎるのだが、両者の交流が深まるにつれ主人公がイイ人になっていくというよくあるパターンは、回想の交え方の巧みさもあって、長いこと隠れていた「善」の部分が露わになっていくという感じでとても自然に描かれている。

主人公と自治会長の座を巡ってライバル関係にある男の、サーブとボルボで争う大人気のなさがおかしかった。

『フィッシュマンの涙』(クォン・オグァン)☆☆
風刺コメディのつもりなんだろうけど、韓国人の直情的な性質のためなのか上手くひねることが出来ていない。
魚人間の表情のないボーっとした感じと適度なグロさは悪くなかったのだが。

『ドント・ブリーズ』(フェデ・アルバレス)☆☆☆★
戦場帰りの盲目のマッチョ老人と彼の家に押し入る三人組、双方とも同情すべき点はあるものの、前者はサイコパス、後者はクズとどっちもどっち。物語が進むにつれて闇に包まれた空間での強者である老人が悪(加害者)、三人組(の生き残ったひとり)が善(被害者)という色分けが強まっていくのだが、個人的には老人の超人的と言ってもいい無双ぶりが痛快で、完全にこっちを応援、若者たちに対しては「自業自得だざまぁ」って感じで観てた。老人の飼い犬の狂犬っぷり全開のアシストもナイス(『クジョー』を思い出した)。

結果は痛み分けに終わるものの、金を奪われることなく二人を殺害した老人が判定では圧勝か。世間からは悪党を撃退したヒーローとして祭り上げられるだろうし。

『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』(ギャレス・エドワーズ)☆☆★
コアなファンまで納得させるために細かい設定まできちんとやらなきゃいけないのはわかるけど、SWに少しも思い入れのないこちらには、そのために説明(台詞)が多すぎるのが何とも煩わしい。フォレスト・ウィティカーが何しに出てきたのかとかもわかんないし。

最近のハリウッド映画には珍しく善側の人間がバタバタと死んでいくのは嫌いじゃないが、彼らの人間的魅力が描き込まれているとは言い難いので、いまひとつ悲壮感が高まらない。

『バイオハザード:ザ・ファイナル』(ポール・W・S・アンダーソン)☆☆★
これまでのシリーズ作品と較べてもアクションシーンは多く、その中身も様々な種類のゾンビとのバトルを中心に、カーアクションやトラップ脱出もあってバラエティに富んでいるし、40になって容姿に衰えが見えるミラ・ジョヴォヴィッチもかなり身体を張っているのだが、どこをとっても今までさんざん見てきた物にちょっとアレンジを加えた程度で新味がないため、退屈はしないけど興奮させられることもない。

主人公の自己犠牲がご都合主義で覆されるのは、「ファイナル」と銘打ちながらもまだ続けたいという作り手の未練の表れか。

『アズミ・ハルコは行方不明』(松居大悟)☆☆★
交互に描かれるOLと二十歳の若者が何者でどんな状況に置かれているのかは話が進むにつれて段々見えてくるんだけど、作品自体がなにをやりたいのかがいつまで経っても見えてこない。結局OLの満たされない日々も若者たちの無軌道も、だから何なの?って感じ。最後の方で観念入ってくるのも、うまく話をまとめられないで逃げてるだけにしか思えない。

この監督の作品って、どってことない日常描写に面白さを感じることは時折あるのだがどれも底が浅くて、なんでこんなにハイペースで撮ることができるのか不思議でならない。未完の大器(まだ30そこそこ)とでも思われているのかな。

『海賊とよばれた男』(山崎貴)☆☆☆
主人公はとにかく清廉で、その行いは常に正しく、彼と敵対する人間は無能で人格卑しいという決めつけがやりすぎで、終盤、追い詰められた主人公がイチかバチかで行うイランへの原油買い付けを、これはイラン人を救うためでもあると美談に持っていくあたりのやりすぎには虫唾が走った。とは言えこれはスケールのデカい花登筺、史実とかリアリティを求めたりせず、義理人情の商人ドラマとして観る分には十分楽しめる。
激動の時代を再現したVFXと主人公の老けメイクは邦画史上最高レベルではなかろうか。

『風に濡れた女』(塩田明彦)☆☆☆
リヤカーを引く男に、彼の眼前でチャリで海に突進する女という出だしから、いかにも(70年代の)ロマンポルノ。男が世捨て人風で、女が奔放で謎めいているというのもそうだ。でも、今ひとつこの男女がそういう生き方をしていることに説得力がない。時代の違いもあるだろうが「あの時代のロマポの雰囲気いいよね」ってだけで安易に真似してるだけだからかもしれない。
特に男の方は都会で煮詰まってるところに雑誌かテレビでスローライフ特集でも見て感化されちゃった程度にしか見えない。彼の許をかっての仲間が訪ねてくるのだが、もし本気でこういう生活をしているなら自分の居場所を教えたりしないだろう。

女に感化され誰も彼もが理性を失い性獣化していく様は、ロマポらしいファンタジー。

『14の夜』(足立紳)☆☆☆☆
男子中学生の夏休みのあれやこれやを一日に凝縮したようなストーリーは、勉強もスポーツもできず、優等生にも不良にもなれない少年たちと80年代後半の空気感のリアルが、共感とノスタルジーをもたらす。

後半になり主人公の仲間のひとりがホモであることが明かされるあたりからシリアスになりすぎ、さらに他の仲間たちが画面から消えてしまうのは不満。
ぶっちゃけ『パンツの穴』と似たようなもんなのだから、苦悩も災難も徒労も全部笑い飛ばしちゃえばいいのに。

映画美学校映画祭2016
『オルタナティブ』(田所貴之)☆☆★

『恋のいちぢく』(西山洋市)☆☆

『くびすじに卍』(市沢真吾)☆☆★

『新しい人』(大工原正樹)☆☆

『4:45 2nd chance』(三宅唱)☆☆

『Re:start』()☆☆★

『アリエッタ』(猪野浩晶)☆☆
ピンク映画のスタッフ、俳優が数多く参加した自主映画。
話自体は悪くないんだけど、無駄な描写が多く、キャラクターの心理を掘り下げられず、細部にまで気を配ることのできない脚本、演出がなんとも拙い。

ピンク映画そのものって感じのサービス精神あるカラミが多いのは、あわよくば商品にしたいという作り手の下心か。

クリックよろしく→人気blogランキング

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
今日のひとこと総集編+映画星取り(16.12)2 To Live and Die in Tokyo/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる