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zoom RSS 今日のひとこと総集編+映画星取り(17.02)1

<<   作成日時 : 2017/07/11 00:10   >>

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今日のひとこと(02.10)
金の蔵
渋谷のビックカメラ向かいの店舗でランチ。ご飯、味噌汁のお替り自由は珍しくないが、さらにサラダ(7、8種類)、たこ焼き、フライドポテトが食べ放題で、ジュース2種とコーヒーが飲み放題。メインのおかずもそれなりのボリューム。これで600円はさくら水産のランチよりコスパが高いかも。

今日のひとこと(02.02)
日本映画
二日続けて年間ワーストテン候補に遭遇。二本とも園子温。


鑑賞映画星取り(☆5つが満点)

『マグニフィセント・セブン』(アントワン・フークア)☆☆☆
今やハリウッド一の男性派アクションの担い手フークアだけあって、甘さ控えめな男臭い世界をしっかり見せてくれはするものの、集団劇は不慣れなためか7人の絆やそれぞれの個性は描ききれておらず、何人かは死に様以外はほとんど印象に残らない。

クライマックスに登場するガトリング砲は、山賊の親分以上のラスボス感。「悪魔の銃だ」と言って恐れおののく農民のリアクションも効いている。

主人公に町を守ってくれるよう頼む未亡人を演じたヘイリー・ベネットという女優(初めて見たと思ったが『ガール・オン・ザ・トレイン』にも出てた)の、地味な身なりの中から自然と滲み出る色気がすごくいい。

『特捜部Q Pからのメッセージ』(ハンス・ペテル・モランド)☆☆☆
陰惨な事件に挑む熱血強面デカの活躍を描くこのシリーズ、北欧の寒々しい風景もムードを盛り上げ安定した面白さがあるのだが、本作は前二作に比べると少々落ちる。
メインとなる誘拐事件に絡む、同一犯による過去の事件、犯人の悲惨な過去といった、おそらく原作では深く掘り下げられているであろうエピソードが、時間的な制約もあって織り込むのが精一杯という感じで、話を無駄に複雑化させるだけに終わってしまっている。

身代金の引き渡し場所に指定された列車の上をヘリコプターで飛んでたら犯人にモロバレだろう。

『エンド・オブ・トンネル』(ロドリゴ・グランデ)☆☆
アイデアは悪くないが、主人公の家、強盗団のアジトの構造、これらと銀行の位置関係といったものがきちんと説明されていないため、現金強奪もそれの横取りもスリルが生まれない。
主人公が車椅子であることもさほど意味を成していない。

クライマックスでの主人公の窮地の切り抜け方と、上手く張られた伏線による黒幕の間抜けな最期はなかなか痛快。

『バック・イン・タイム』(ジェイソン・アロン)☆☆☆
同じ人気シリーズについてのドキュメンタリーでも『I AM YOUR FATHER』とは対照的な賑やかでハッピーな作りで、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のファンじゃなくとも久々に本編を見たくなる。
ただ正直なところ、一本の作品としてはどうってこともなく、劇場公開よりDVDの特典映像にした方が似合っていると言えなくもない。

『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』(ゲイリー・ロス)☆☆★
作り手の熱意は伝わってくるけど一本調子な生真面目偉人伝で、せっかく主演にマシュー・マコノヒーを起用したのに、彼のクセ者ならではの味が出ていないのがもったいない。妻子がありながら黒人女性とイイ仲になって子供作っちゃうような品行方正ではない部分をもっと膨らませるべきだった。

主人公が結成した反乱軍がどうやって大量の銃と弾薬を調達したのかわからなかった。

『マリアンヌ』(ロバート・ゼメキス)☆☆★
ロマンス部分はハナから興味がなかったので、スパイ男女が夫婦を偽装して活動しているうちに恋愛感情が芽生える前半は、パーティーでのナチス皆殺し(ナチス以外も殺してたよな)以外は退屈。二人が本物の夫婦になる後半は、妻にダブルスパイ容疑がかかり夫が妻の無実を証明しようとするのだが、そのための行動が身勝手すぎて感情移入できない。事の真相も妻が夫に相談すれば何とかなったような気がしちゃって納得できないし。

いくら見た目が若くても50過ぎのブラピにこの役は少々無理がある。

『WE GO ON 死霊の証明』(アンディ・ミットン、ジェシー・ホーランド)☆☆☆
死の恐怖から逃れるために霊の存在、死後の世界を証明しようとする男が体験する奇妙かつ危険な出来事を描いたホラーだが、霊は出てきても呪いも殺しもせず、観客への驚かせも時折デカい音を出すぐらいで、ホラーと言うよりスーパーナチュラルミステリーって感じ。
ストーリーはところどころ判りづらかったが、意外性のある展開を見せてくれるし、映像も60年代のB級ホラーのような不気味な白昼がいい雰囲気を作り出していた。

『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(小林聖太郎)☆☆☆★
話はそんなにたいしたことなくて、インチキ映画プロヂューサー追跡劇にしろヤクザの抗争にしろ特に意外性もなく、ハラハラドキドキとはいかない。
しかし、ちょっとしたところで一般にはあまり知られていないような専門ネタを入れてきてリアリティあるなと感心させたり、主役コンビによるノリのいい関西弁による掛け合いで笑かしてくれたりして飽きることはない。

佐々木蔵之介はヤクザの凄味には少々欠けるが、抜け目のない感じはよく出てた。動きにキレがあるのもいい。

『新宿スワンU』(園子温)☆☆★
実際のスカウト業(界)がどんなものかは知らんけど、ここで描かれるそれは明らかに違うような気がする。実際繁華街で見かけるスカウト連中はこんなにガラが悪くてガタイ良かったりしないし。

登場人物のほとんどが、なにか問題が起きるたびに所構わず大暴れするのを始め、ひとつひとつの行動が状況を無理矢理悪い方向に進めるためにやってるようにしか見えない。

主人公が属する新宿グループが善で横浜グループが悪とという構図で物語は進むけど、最初に暗黙のルールを破ったのは新宿側なのでなんか釈然としない。

ヤクザの親分が耳かきの反対側みたいなやつで日本刀をポンポンするの、平成になって初めて見た気がする。

主人公が語る「飛ぶことに失敗して落下したけど、電線に引っかかってたすかった」という夢の話、これって『太陽を盗んだ男』だよね?プロデューサー兼脚本家は山本又一郎だし。

『アンチポルノ』(園子温)☆☆
どこらへんを指して「アンチポルノ」なのかぜんぜんわからんけど、ただ騒々しくイキがってるだけで、これならかつての「ロマンX」の方がずっと「アンチ(ロマン)ポルノ」として刺激的だった。
タレントとマネージャーのSM的主従関係なら女優の差も大きいけど『ヘルタースケルター』に及ばないし、両者の関係が劇中劇と現実で逆転するというエロ的には申し分ない設定も活かされていない。
ひょっとしてエロくないという意味でのこのタイトル?

『ホワイトリリー』(中田秀夫)☆☆☆★
中田監督が他の4人がどんなものを撮るか知っていたかどうかはわからないけど、なんだか「みんなが神代や田中登みたいな作家性を前面に出したものをやるようなので、自分は西村昭五郎みたいに職人に徹します」と宣言しているような作品で、個人的にはこれが一番好き。
とにかくエロ度がロマポ・リブート5作品の中で格段に高い。ストーリーもキャラクターもよりエロい方向を目指して動いている。それゆえにリアリティ無視、ギャグ一歩出前みたいになっている部分もあるが、それもロマンポルノらしさ。直接的な性愛描写もクンニ、フェラ、股間のアップといったものを見せつけるように撮っているし、さらに女性客へのサービスなのか男の裸もちゃんと見せている。

・「ロマンポルノ・リブート」雑感
性描写について
行定、塩田、白石は70年代のロマンポルノを目指したのだろうが、性描写まで70年代なのはいただけない。かってロマポがスタートした時、監督たちはピンク映画を参考にし、時にはピンク監督を現場に招いてカラミの撮り方を指南してもらったと聞くが、そこまではせずとも、今の時代の性描写がどのようなもので、どこまで許されるか(映倫に通るか)をピンク映画、AVから少しは学ぶべきではなかったか。

監督の人選について
今回選ばれた5人の監督は既に高い評価を受けていて、同時に辛辣なことを言うと白石以外は既にピークを過ぎた監督である。そういう人選でないと世間の注目を集めることができないのはわかるが、全員は無理でも5人中2、3人は「これから」の監督を起用してほしかった。ロマンポルノは新しい才能の発掘の場でもあるのだから。

個人的順位
1.『ホワイトリリー』(中田秀夫)
2.『ジムノペディに乱れる』(行定勲)
3.『牝猫たち』(白石和彌)
4.『風に濡れた女』(塩田明彦)
5.『アンチポルノ』(園子温)

『サバイバル ファミリー』(矢口史靖)☆☆☆
案外シリアス。多分作り手は最初はもっと笑えるものを目指したけど、電気が無くなった(停電でないところがミソ)世界をシミュレートしていくうちに笑い事じゃ済まされないことに気付いて、死やそれの原因となる犯罪、疫病、飢餓というものを不自然にならずにかわすのに精一杯で、完全なコメディにまでは持っていけなかったんだと思う(ブラックユーモアはこの監督の資質に合わないだろうし)。
そのためにどっちつかずの中途半端さも感じないではないが、バラバラだった家族がサバイバルの旅によって絆を取り戻すという予定調和の話の中に、この状況で起こりうる事がしっかり描き込まれていて退屈はさせない。

電気のない自然の中での暮らしに完全に慣れ親しんでも、電気が戻ればあっさり元の暮らしに戻ろうとするのは、すごく納得。

『アラバマ物語』(ロバート・マリガン)☆☆★
今どきのヒーローみたいに、バツイチ(死別はバツイチと言わないよね?)でもアル中でもなく、身なりもきちんとしていてトラウマも抱えていない主人公の清廉さが気持ちいい。でもストーリーはさすがに古めかしすぎて退屈。心情とか状況を説明しすぎる音楽が邪魔。

『寸止めスナック めす酒場』(関根和美)☆☆★
フリーライターの男が取材相手の美人スナックママをいろいろ助けたりして、最後はイイ仲になるというありきたりな話だが、外ではそこそこカッコイイ男が、娘と二人暮らしをしている(妻とは死別)家ではまったく冴えないというあたりに観る者の親近感を抱かせる。関根監督はこういうキャラクターを描かせると巧いし、男を演じるなかみつせいじも実に味があって、ピンク映画らしいささやかなファンタジーになっている。


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