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zoom RSS 今日のひとこと総集編+映画星取り(17.03)2

<<   作成日時 : 2017/08/31 01:00   >>

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今日のひとこと(03.24)
未体験ゾーンの映画たち『エクストーション』鑑賞
これは海の『ブレーキ・ダウン』。本国アメリカではDVDスルーらしいが、B級サスペンス好きにはたまらない一本。

今日のひとこと(03.19)
豊洲問題
移転、残留どっちでもいいし、水質汚染も気にならないが、百条委員会とやらの中継のせいで、楽しみにしていた『地獄の女囚コマンド』の放映が中止になったのは腹が立つ。

今日のひとこと(03.17)
渡瀬恒彦死去
70年代の狂犬ぶりはどれも最高だけど、一番怖かったのはは東映やくざ映画じゃなく『戦国自衛隊』だった。

今日のひとこと(03.16)
『クリミナル 2人の記憶を持つ男』鑑賞
K・コスナー、G・オールドマン、T・L・ジョーンズが『JFK』以来の顔合わせ。四半世紀経っているとはいえ3人ともキャラ変わりすぎ。


鑑賞映画星取り(☆5つが満点)
『クリミナル 2人の記憶を持つ男』(アリエル・ヴロメン)☆☆★
トラボルタ、ニコケイに続いてケビン・コスナーもB級陥落なのか?
脇が揃ってるんでトム・ハーディあたりが主役を務めればメジャー感が出たんだろうけど。
とは言え、ここでのコスナーは案外悪くない。もともと精悍な顔立ちだからか、悪党の凄味が板についている。若い美人(悪党だけど)を撲殺とかも違和感ないし。

『フレンチ・ラン』(ジェームズ・ワトキンス)☆☆★
すんごくベッソン印(ヨーロッパ・コープ)っぽいけど、こっちの方が現実の社会問題が織り込まれててちょっとだけシリアス。テロに立ち向かうCIAエージェントとチンケなスリのコンビのノリもあまり軽くない。

テロリストの正体の明かし方と彼らの真の目的には意外性もあったが、全体的にはこれといって新味なし。

スリが自分のせいで市民が4人も死んでるのに、そのことに全然責任を感じてないってのは問題があるんじゃ?いちいち苦悩してたら、こういう映画は成り立たないのはわかるけど。

『ラ・ラ・ランド』(デイミアン・チャゼル)☆☆☆☆
予告で流れる高速道路でのミュージカル・シーン、その大がかりさから、当然クライマックスなんだろうなと思ってたらいきなり冒頭、今さらながらハリウッドの底力に驚かされる。ところが派手なのはここだけ(「つかみ」に一番お金をかけるとは度胸がある)、あとはどちらかと言えばこじんまりとした作り(制作費は3000万ドル)で、夢を抱いてL.A.にやって来た男女の生き様をミュージカルらしく高らかに謳い上げるのではなく、彼らのような若者はこの街にはいくらでもいて、そのほとんどは夢なんか掴めないという現実を反映しているのか、地味に歌い、踊る。このささやかさが哀感を帯びたナンバーの多さもあってなんとも胸に沁みる。
何だかこのしんみり感は、ハリウッド・ミュージカルというより昔の邦画の歌謡映画(斎藤耕一のやつとか)に近いような気がした。

ヒロインの愛車がプリウスなのがすごい謎。恋人の愛車が70年代のオープンカーなだけに余計地味さが目立つ。女優を目指してバイトしている身にしては贅沢すぎるし、エコへの関心の高さをアピールしているわけでもないだろうし。単純に親のお下がり?

『エクストーション』(フィル・ヴォルケン)☆☆☆☆
バカンス中の家族が無人島で遭難するまでは少々タルいが、妻子が偶々通りかかった漁師に誘拐されてからの、主人公である父親のギリギリまで追いつめられ満身創痍になりながらの奮闘は緩んだところがなく、ラストまで一気に突っ走る。さらに、ただの漁師をそんな行動に駆り立てる貧困層の現実を声高になることなく織り込み、漁師とその妻子が迎える同情を禁じ得ないような残酷な運命も見せつけ、単なる味付け以上のものを残す。

漁師を演じるのは『キャプテン・フィリップス』のテロリスト、パーカッド・アブディ。あの骸骨のようなガリガリの容姿が、今回も作品に貧困層のリアリティをもたらす。

『わたしは、ダニエル・ブレイク』(ケン・ローチ)☆☆☆☆
この監督、そしてカンヌの一等賞だけど、ゴリゴリの社会派映画としてよりも、下町人情喜劇として素晴らしかった。
主人公ダニエルの少々短気で荒っぽいが、根は気のいい病気失業中の大工というキャラ設定や、彼がバツイチ子持ちの女性と出会うきっかけ、底辺の二人が助け合いながら絆を深めていく展開は山田洋次映画と通じるものがある。

ラストで主人公を死なせてしまうことには疑問。そこまでしなくても、貧困層の現実の厳しさは十分伝わったと思うし、彼らと同じような境遇にある人々を勇気づける映画であってほしかった。

『逆行』(ジェイミー・M・ダグ)☆☆☆★
どちらかと言えばユーロスペースよりも「未体験ゾーンの映画たち」の方が良い意味で似合いそうな逃亡サスペンス。

劇的な展開はなく、主人公が超常的な力を発揮することもないが、密度の高い脚本、演出に異国の地の不安も加わり、実話を基にしているようなリアリティがあった。

『キリング・ファミリー 殺し合う一家』(イスラエル・アドリアン・カエターノ)☆☆★
ヤクザやサイコパスじゃなく一見ごく普通な人間が、大した額でもない金のために、大した計画性もなく人を殺めるという異常性、そんな人間と関わったためにとんでもない目に遭う主人公、というあたりは『冷たい熱帯魚』に通じるものがある。ただエンタメ志向が足りないからか狂気や欲望の凄まじさみたいなものが迫ってこないし、サスペンスの面白さもない。

『キングコング:髑髏島の巨神』(ジョーダン・ヴォート=ロバーツ)☆☆☆☆
現実(3.11)を反映した最近の日米ゴジラへのアンチってわけでもないだろうが、怪獣プロレスと右往左往するのみの人間に大半の時間を費やした単純明快さがとにかく楽しい。
これは大人のための東宝チャンピオンまつり。土人が出てくるとこも同じだし。

74年という時代設定はベトナム戦争を背景に持ってくるためというより、未知の生物、未開の島というものにリアリティがあった最後の時代だから選ばれたのだろう(ちなみに東宝チャンピオンまつりの時代のど真ん中でもある)。

主役のトム・ヒドルストンは、これなら次期ジェームズ・ボンドも任せられると思うほどにカッコイイが、怪獣並みにアクが強いオヤジ連中(サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン、ジョン・C・ライリー)の前では影が薄い。

『EXO エクソ』(クリスティアン・パスクァリエロ)☆☆☆
冒頭で字幕で説明される基本情報以外は謎だらけで進むストーリーは、謎解きにはこだわらず、侵略者(宇宙生物)の襲撃に備え単身で見張り塔に赴任した兵士の日常を淡々と見せるばかりなので眠気を誘うが、美術やVFXの頑張りもあって映像にSF的センスを感じさせてくれる。
侵略者は本当にいるのか?という兵士の疑念のふくらみと共にミステリー色が濃くなり、先の展開に期待をさせられたのだが、侵略者いました、兵士食われちゃいました、おしまい、という何の説明にもなってない乱暴な結末に呆気にとられる。
せめて兵士の軽率な行動によって、おそらく人類が滅んでいくであろうことの無情を画面から漂わせてくれるぐらいはしてほしかった。

『クローズド・バル 街角の狙撃者と8人の標的』(アレックス・デ・ラ・イグレシア)☆☆☆
街角のバルの前で店を出た客二人が殺され、店内がパニックになっている間に死体が消えていたという出だしからミステリーかと思ったが、何が起こったのかはすぐに明かされ(タイトルバックで示されてた)、映画はパニック・サスペンスになっていく。しかし物語はそこからたいしてふくらまず、店内に残された人々が疑心暗鬼になって醜い争いを繰り広げるばかりで、外側との攻防や事態が大きくなることがないのが物足りない。危機的状況を作り出すためにあちこちに無理が生じてしまったのも興を削ぐ。

終盤でヒロインが下着姿になって全身にオイルを塗られ、さらに汚水まみれでボロボロになる姿がエロくて良かった。

『ひるね姫 知らないワタシの物語』(神山健治)☆☆
主人公の女子高生の見る夢が、彼女の父親の失踪と関係していることに気付いて・・・、という話だが、夢の中身に夢らしい不可思議さがまったくなく、「夢」と「現実」の行き来に面白さが生まれない。さらに発想に自信がないからか、いかにもアニメヲタクにウケそうなロボットと魔法を出すのが安直すぎてシラケる。
こんな作品にこんなこと言うのもなんだが、もう少し企業やテクノロジーについてリアリティを持たせる努力をすべき。企業の会長のルックスとか30年ぐらいは楽に古いのに気付いていないのだろうか?

『ハルチカ』(市井昌秀)☆☆★
イイ年した男が観るにはちょっとツラいものがあるのだが、青春映画の気恥ずかしさは喜劇映画のベタなギャグと同じで案外すぐに慣れるし、慣れるとそれがなんとも言えない味になる。
ただハナシがスムーズに進まないで、序盤の2、30分もあれば十分な吹奏楽部存続のための部員集めがいつまで経っても終わらないのにはイラつく。このままこれだけで終盤まで行って、「さあ、これから大会に向けて頑張るぞ」で終わるという、不人気で連載を打ち切られたマンガみたいなパターンになるんじゃないかと不安になった。主人公が元部員を始めとする楽器経験者の音楽を辞めた理由をいちいち細かに推理する必要とかないでしょ。
で、存続条件の9人の部員集めが終わったら、そのあとすぐに何の説明もなくさらに5、6人部員が増えてるって何?それまでの苦労の半分以上が一瞬にして無駄になってるじゃん。
ここまでで全体の半分の時間を取られてしまったせいで、その後の集団ドラマが薄くなってしまい、クライマックスの演奏が画的にはなかなかのものな割に心に迫ってこないのが残念。

『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』(河合勇人)☆☆★
女子高生の面々は瑞々しく、頑張ってる感にも好感を抱いたし、天海祐希のスパルタ教師も鉄板だが、凡庸すぎる演出、脚本が足を引っ張る。「コミカル」と「バカっぽい」を勘違いし、実話であることに説得力を持たせるための工夫が何ひとつない。

『ピッチ・パーフェクト』を目指したんだろうけど足下にもにも及ばない。

『3月のライオン 前編』(大友啓史)☆☆☆★
主人公の、たまたま知り合った家族との交流、同じ若手棋士仲間とのプライベートな付き合いなどは、コミカルな味付けで彼の人柄の良さや将棋以外はからっきしなところを見せて微笑ましいが、シリアスな場面になるとしつこさや大袈裟さが目立って感心しない。
家族が死んだとか、妻が死にそうとか、自分が重病とかいうのが多すぎ。
回想シーンなどは一周回ってギャグだ(そこが面白いと言えなくもないけど)。

後半は対局の連続で単調だが、それぞれの棋士の将棋に対する想いみたいなものは伝わってくる。

『』()☆☆☆☆★


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