今日のひとこと総集編+映画星取り(18.09)2

今日のひとこと(09.23)
スポーツ新聞
福浦2000本安打がまさかの一面。しかも3紙も。保存用に久々(多分1年ぶりぐらい)に購入。

鑑賞映画星取り(☆5つが満点)
『ヒトラーと戦った22日間』(コンスタンチン・ハベンスキー)☆☆★
近年ナチスものはヨーロッパ全体で流行ってるのか、様々な国から登場するが、本作はロシア産。

収容所からの脱走の話で、収容所長にクリストファー・ランバートということもあって活劇要素の高いものを期待したが、マジメに史実を追っていて地味で退屈、前半は半分くらい寝てた。
後半に入って、ナチス大宴会の狂騒と蛮行あたりからようやく盛り上がり、続いてお待ちかねの大脱走。その手口は、将校を一人ずつ誘い出して殺し、指揮系統の麻痺による混乱に乗じて一気に全員で正面突破という、思いのほかの荒っぽさで迫力があった。この部分にもっと尺を割いてほしかった。

久々に見るランバートはかってのカッコよさがなくなり、フツーの悪役だった。

『1987、ある闘いの真実』(チャン・ジュナン)☆☆☆★
『タクシー運転手』に続いて登場した、激動の時代をパワフルに描いた骨太エンタテインメント。

警察による取調べ中の拷問死の隠ぺいを暴こうとする検事や記者の話が、途中で検事が退場して民主化運動に関わる市民の話になっていくことには違和感も覚えたが、常に「悪」の中心には警察署長がいて、様々な方向から彼を追い詰めていく図式は変わることないため、全体的なバランスは崩れることない。

所長を演じるキム・ユンソクが、実在の人物のはずなのに東映ヤクザ映画の悪役チックすぎて、ちょっとだけ肩入れしたくなる。

『判決、ふたつの希望』(ジアド・ドゥエイリ)☆☆☆★
いろいろとわからないことが多くて、多分、作品の本質みたいなものはつかみきれなかった思うが、難しいこと抜きで単純に面白くもあった。
些細な言い争いが裁判沙汰になり、さらに双方の弁護士が事を大袈裟にとらえたために国全体をも巻き込む大騒動になっていくという展開の中に、サスペンスやミステリーの要素も巧みに織り込まれている。
判決が出る前に当事者二人だけでケリをつけるというのも気が利いている。

『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(オル・パーカー)☆☆☆
既に故人の母親の若き日と娘の現在を並行して描き対比するという構成は、ドラマとしての深みには欠けるものの、感傷は抑えめで、能天気なまでに「明るく楽しく」なのが好ましい。

ミュージカルはあまり好みではないのだけれど、本作(前作も)はロケが多くて、室内シーンも美術や照明にやりすぎ感がないためか、不思議なほど抵抗なく観ることができた。移動撮影も気持ちいい。

シェールはいらない。

『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(ヤヌス・メッツ)☆☆☆☆
「マッケンロー」と言えばテニスより先にプロレス技を思い浮かべる自分ではあるが、さすがにボルグ、マッケンローがテニスの一時代を築き、頂点争いをしていたことぐらいは知っている。
一見正反対なキャラクターの持ち主の二人が、実は似たような本質を持っていることを明かしながらクライマックスの一騎打ちに向かう展開は、試合の結果を始め知らないことだらけだからこそ、先が読めずスリリングだ。
延々と続く試合も、技量よりも精神力を見せつけてかなりの迫力。

ボルグを演じるスヴェリル・グドナソンはトム・ヒドルストン風の貴公子系二枚目で、これから人気が出そう。

『死霊館のシスター』(コリン・ハーディ)☆☆☆
前二作の内、一本は観てると思うのだが、まったく憶えていない。『インシディアス』シリーズとゴッチャになってるし。
だもんで、ただでさえ苦手な心霊系ホラーということもあり、完全に負け戦覚悟で観たのだが、これが意外と楽しめた。
前日譚ということで前作を憶えて(観て)なくともあまり困らなかったこともあるが、なんといっても登場人物のキャラが立っているのが大きい。主人公の神父はまさかの役立たずという意外性、助手役の見習いシスターの初々しい奮戦、彼女に好意を抱く青年の好アシストとそれぞれが魅力的で感情移入して観ることができた。

ラストはキレイにハッピーエンドの方がよかったと思うが、それだと前二作につながらなくなる(?)から仕方ないところか。

『愛しのアイリーン』(吉田恵輔)☆☆☆
原作マンガは未読だが、この原作者特有の過剰なキャラクターを、まんま生身の人間にやらせることに無理を感じてしまう。田舎者の無神経さやムチャクチャすぎる感情の爆発は、笑いや刺激になる部分もあるものの、多くはやはり「こんな奴いねぇよ」だし、非常識さに嫌悪感を抱いてしまう。
今の日本(原作からすでに20年経っている)や42才独身男のリアリティにあまり頓着していないのも題材的に疑問。

『泣き虫しょったんの奇跡』(豊田利晃)☆☆☆
タイトルほどには「泣き虫」でも「奇跡」でもなかった。
そこを大袈裟にやられるのもイヤだけど、全体的に平坦でこちらの気持ちがグーッと一気に高まるようなところは欲しかった。

監督自身も奨励会出身らしいが、そういう主人公と重なる経歴よりも、普通に笑って泣ける娯楽映画(サクセス・ストーリー)をきちんと作れるかどうかの方が大事だと思う。

『きみの鳥はうたえる』(三宅唱)☆☆★
主人公の男女三人がどうしても好きになれない。特に中心に位置する柄本佑の、自由人を気取っているけど、実のところは物事をキチンと考えることを拒否ってるだけなところや、バイト先(当然ちゃんと仕事しない)でのウマが合わない先輩にはクソ生意気なくせに、店長には「不愛想に見えるけど実はイイ奴なんすよ、自分」みたいな態度の使い分けが、すごく不愉快。
せめてダメ人間であることに自覚的だったり、お調子者の愛嬌を見せてくれればまだ許せるんだけど、そういうのも一切ないし。

彼が恋人から別れを切り出され、さらに友人と付き合うことを宣言されて狼狽えるところで映画は終わるのだけど、この先をやらなきゃ面白くない。

『純平、考え直せ』(森岡利行)☆☆☆
「漢」を目指してヤクザになったチンピラ青年が、上から鉄砲玉を命じられ、決行するまでの3日間、話も主人公のキャラクターも楽に20年は古い。SNSを絡ませれば今風になるという思い込みが、却って古さを際立たせる。
『ネオ チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~』をやりたかったのか?

肉体の野獣』(土屋啓之助)☆☆
主人公バカすぎ、演出ユルユルで、退屈と失笑のみ。

パンチラ病院 おとうさん大興奮!』(清水大敬)☆☆☆★
交通事故に遭った男が病院で目覚めると周囲が一変していたという話は、オチはすぐに見当が付いてしまうが、事故の前後の巧みな交叉や最後に明かされる事故直前の衝撃的な出来事が効いているし、この監督特有の(しばしば欠点にもなる)非常識さが、本作の場合は不条理劇的な世界を生み出している。

セミドキュメント オカルトSEX』(山本晋也)☆☆
超能力ブームに乗っかって、思いついたら即行動(撮影)みたいな感じで作られた珍品。当然、脚本を練るなんてことは一切やっておらず、テキトーに考えたエピソードをただ繋げただけ。

美人スチュワーデス 制服を汚さないで』(下元哲)☆★
こちらも↑と同じく、ただスチュワーデスのからみを見せるだけの、なんにもない作品。

三十路妻の誘惑 たらし込む!(団地妻 不倫つまみ喰い)』(池島ゆたか)☆☆★
↑↑がまともに映画の体を成していないせいもあって、ずいぶんマトモに思えたけど、これもなかなかいい加減な映画だった。

杉原みさおの名前がクレジットでは違っていた。

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