今日のひとこと総集編+映画星取り(19.04)1

今日のひとこと(04.09)
『麻雀放浪記2020』鑑賞
ピエール瀧の出演場面はごくわずかで、ちょっと脚本いじれば1日で撮り直しできそう。それをやらずに公開するのは、やっぱ宣伝効果になるという計算だろうなあ。コメディ映画(全然笑えないけど)なんだから、いっそのこと顔にモザイクかけてギャグにしちゃえばいいのに。

今日のひとこと(04.06)
マリーンズ
成績はイマイチだが、ホームラン量産でそれなりに楽しい。

鑑賞映画星取り(☆5つが満点)
『キャプテン・マーベル<吹替版>』(アンナ・ボーデン、ライアン・フレック)☆☆☆★
冒頭の異星のビジュアルのセンスのなさに不安がよぎり、大味な上に見せ方がド下手なアクションに不安的中、と思いきや、ヒロインの過去や事の裏側といったミステリー的な部分は案外良く出来ていて盛り返す。
ユーモアの挟み方も巧みで、スケールの大きい話と、地球を舞台にした部分の日常感のギャップを一層面白く見せている。

感覚的にはつい最近の、舞台となる90年代前半が、すでに四半世紀も前であることを突き付けられるのは結構ショック。

『バンブルビー<吹替版>』(トラヴィス・ナイト)☆☆☆
これは「トランスフォーマー」シリーズとのつながりに囚われず、ロボットバトルももっと控えめにして、ぼっち女子とぼっちロボットの友情物語だけでよかったんじゃなかろうか。

ヒロインが華奢で繊細そうな美少女ではなく、ブサカワ健康優良児なヘイリー・スタインフェルドなのがいい。

『ROMA/ローマ』(アルフォンソ・キュアロン)☆☆☆
中の上か上の下ぐらいの家に住みこみで働く若い家政婦の物語は、戦後まもなくあたりまでの日本にもありそうなもので、軽く親近感も覚えるのだが、長回しを主としたキュアロンの演出はアート志向が強すぎてベタな情感に乏しいのが不満。もっと松竹っぽいのが観たかった。

内容的には小品なのに70年代メキシコの再現はかなり大がかりで見ごたえあり。Netflixの底力か。

『レゴ(R)ムービー2<吹替版>』(マイク・ミッチェル)☆☆☆★
一作目のオチは驚愕だったが、今回はそこを最初に明かした上でさらに巧みにヒネったストーリーを作り上げていて、またしても驚かされる。

『バイス』(アダム・マッケイ)☆☆☆
トリッキーな演出で風刺コメディのようにチェイニーの政治人生に描いているが、案外彼の実相に迫りきれていない。
最初に大学時代の素行、成績の悪さで無能の烙印を押すのは安易だし、彼がどれほどの野心を持ち、実際にどこまで政権を操っていたのかも、実際のところはよくわからない。

『ファイブ・ウォリアーズ』(マイケル・マシューズ)☆☆
南アフリカの荒野の中にある町を舞台にした現代ウエスタンで、スタイリッシュな演出が目を引くものの、活劇要素に乏しいこともあってメリハリがない。さらに画面が暗いせい(多分上映素材に問題があるのだと思う)で登場人物の多数を占める黒人の顔がはっきり見えないため、誰が誰だかもわからず、感情も伝わらない。

『モーターギャング』(スティーヴン・マッカラム)☆☆★
収監中のリーダーの代理としてバイカー軍団を束ねる男が、バカでクズな兄のせいで強大な他グループに目を付けられるわ、出所したリーダーは暴力的なだけの単細胞で話が通じないわ、家に帰れば心のオアシスと思ってた恋人が実はマクベス夫人系ビッチで背中を変な方向に押してくるわと、まさに四面楚歌状態に陥る話で、期待していたバイク飛ばしてヒャッハー的なところはほぼ皆無。
このドツボ状態から抜け出そうとする様をスリリングに描けば面白くなるのだろうが、この主人公、気の利いた方策を思いつくでもなく、腕っぷしと度胸で立ち向かうでもなく、ただ悩んでばかりなせいで画面が弾まない。
↑と同じく活劇風のチラシにすっかりダマされた。

最後はちょっと「二十日鼠と人間」風。

ところで、バイカーの人々って生計はどうやって立ててるんだろう?

『マスカレード・ホテル』(鈴木雅之)☆☆☆★
ハリウッドで作ったらオシャレで気の利いたミステリーになっただろうが、撮影や美術は舞台となるホテルを異空間にすることができず、目くらまし的に登場するワケあり客たちのエピソードは退屈ではないが、本筋を霞ませるほどのものでもない。
かんじんのミステリー部分も犯人の複雑な手口が「それ必要か?」って感じだし、警察が殺害現場に残された謎の数字を殺人事件が3件も起こるまで解明できないのはマヌケすぎる。犯行動機の薄っぺらさにも呆れる。このへんは東野圭吾だから仕方がないと素直に諦めるべきか。

しかし、刑事とホテルウーマンの主役コンビのキャラクターはなかなか魅力的で、最初は対立しながらも次第に認め合うというお決まりのパターンも、演じるキムタク、長澤まさみのスターとしての華やかさを存分に見せながら、同時にそれぞれの職務においてやるべきこと、できることを丁寧に描き、意外なほどの見応えを生んでいる。

ベテラン刑事を演じる小日向文世の、時折「実はこいつが犯人かも」と観客に思わせるようなさり気ない怪しさが抜群に巧い。

『麻雀放浪記2020』(白石和彌)☆☆★
勢いだけでそこそこ見せるが、安直な表現や設定の連続には呆れかえるしかない。
突然倒れた主人公に一体何が起こったのかと思えば、ただ空腹なだけだったという昭和すぎるギャグに始まり、オフィスを走るセグウェイで近未来感を出そうとか、警官を必要以上に暴力的に描いて管理社会の恐ろしさを出そうとか、九蓮宝燈でタイムスリップとか、ちょっと作り手の本気度を疑うレベルだ。
そして肝心の麻雀にヒリヒリするような緊張感がまるでなく、ただの大馬鹿イカサマ合戦でしかないのは、もう(映画、小説含めて)「麻雀放浪記」への冒涜と言ってもいい。

主人公にチンチロリン勝負を挑む老人(吉澤健であることに気付かなかった)は、ひょっとして75年後(95才)の主人公なのかな。

ピルクスの審問』(マレク・ペストラク)☆☆★
欧米映画の影響があからさまなものの、技術もセンスもお金もかなり不足気味。でも頑張ってる感はそれなりに伝わってくる。

君たちのことは忘れない』(グリゴーリ・チュフライ)☆☆☆
出征のため家を出た青年が駅で爆撃に遭い重傷を負い、戦地に行かせたくない母親に密かに家に匿われることになるという話だが、2時間超ひたすら真面目で、警察や村人に隠匿がバレそうになるサスペンスとかもないため少々退屈。悲劇的な方向に持っていこうとしているのがあからさまなのも気になった。終戦後に戦地から戻ってきたようなフリをするとかできたんじゃない?

人生は素晴しい』(グリゴーリ・チュフライ)☆☆☆
↑と同じ監督だが、こちらはあまり暗くない。舞台がイタリア(物語上は架空の国だが)で主演がジャンカルロ・ジャンニーニだからか、それとも監督が自由な空気の中での撮影でウキウキだったからか。

この時代(80年)のオルネラ・ムーティは世界一の美女だと思う。
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