今日のひとこと総集編+映画星取り(18.12)2

今日のひとこと(12.26)
上野オークラ
上映作の1本がエンドクレジットの途中で終了した。場末の二番館ならともかく、一応封切館でシネコンと変わらない料金を取る劇場がこういうことをするのは、ちょっと非常識すぎないか?

鑑賞映画星取り(☆5つが満点)
『マイ・サンシャイン』(デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン)☆☆☆
ロス暴動を背景にした社会派ドラマで映像の力は感じるものの、なぜ主人公が見寄りのない子供を引き取って育てているのかがよくわからないし、家族の日常の描き込みが足らないため、危機的状況に陥る後半部が盛り上がらない。

ダニエル・クレイグはジェームズ・ボンドより粗野なプアホワイトの方が似合う。

『アリー/スター誕生』(ブラッドリー・クーパー)☆☆☆★
栄光への階段を駆け上がる女と、酒とドラッグで転落していく男という図式はありきたりだが、歌唱シーン以外は派手に盛り上げようとせず、スター映画とは思えぬ地味さで男女の心情を描いて、じっくりと味わう映画になっている。

レディ・ガガは前半の地味女子ぶりが意外にも違和感なくていい。

『いつか家族に』(ハ・ジョンウ)☆☆☆
舞台となる53年と64年がすごくリアリティがあった。あまり衛生的じゃない感じが伝わってくる。出演者に知ってる顔がいないのもプラスに作用した。

役者としては硬派イメージの強いハ・ジョンウが、こういう人情劇を撮るのは意外。職人に徹しているのはいいのだが、全体的にベタすぎる。

ジャングルの掟』(アントナン・ペレジャトコ)☆☆★
「カイエ・デュ・シネマが選ぶフランス映画の現在」などというスノッブな企画の中での上映ということで、余計な先入観を持ってしまったせいなのかも知れないが、バカバカしさがストレートじゃなく、斜に構えているように見えてノレない。

70年代の東映アクション(あるいは菊池俊輔)風のテーマ曲(?)は既成曲だと思うが何なんだろう?気になる。

『斬、』(塚本晋也)☆☆☆
作り手にとって本当に描きたいもの以外は極限まで削ぎ落した演出は、観る者に真剣を突き付けるような凄味があって気が抜けない。ただ、感情移入をしたいわけじゃないが、主人公がどういう人間か(過去に何があったか、心の強さ、弱さがどの程度なのか等)はもう少し知りたかった。
また、同士を集める浪人が信じるに足る人物かどうかもはっきりさせてほしかった。浪人が野盗を一人残して切り捨てたというのも、台詞だけで映像を見せないため、それが真実なのか、何か裏があるのでは、と余計な疑念を抱いてしまう。

あと、この監督いつものことだが、アクションが迫真性重視で何が起こっているのか判りづらいのも、軽くフラストレーション。

師匠の女将さん いじりいじられ』(工藤雅典)☆☆★
前半はオーソドックスなドラマで悪くないのに、後半になると強引に波風を立てようとして安っぽくなってしまう。
ヒロインの娘がセックス依存症というのも取ってつけたようで感心しない。

フェチづくし 痴情の虜』(髙原秀和)☆☆
3つのエピソードから成っているのだが、3人のヒロインに個性が乏しい上に同じ調子のモノローグがかぶさることもあって、こういう構成にした面白味が全然出ていない。
共通のテーマである「フェチ」がヘンにオシャレっぽくてエロに昇華されていないのが、ピンク映画としては致命的にダメ。

原作モノのようだが、この程度の話ならオリジナルで簡単に作れるだろう。

かちんこ! 平成任侠外伝』(清水大敬)☆☆☆★
映画作りについての映画は数多くあれど、ここまでリアリティや常識をぶっちぎったものはちょっとない。撮られている映画がどんな内容かさえも判然としないまま、こちらの予想の斜め上だけをまっしぐらに進んでいく。
でも、それがむしろ楽しい。
ムチャクチャではあってもヒネくれたところはなく、愚直なまでに「善」とか「情」を信じる姿勢も妙に心地良い。

如何にも不倫、されど不倫』(工藤雅典)☆☆

巨乳理髪店 乱れ揉みくちゃ』(清水大敬)☆☆☆

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