今日のひとこと総集編+映画星取り(20.02)2

今日のひとこと(02.28)
『ミッドサマー』鑑賞
今週はコロナウイルスのおかげで映画館が空いていて快適だったのだが、これは若者中心に8割方埋まっていて驚いた。

今日のひとこと(02.27)
臨時休校
下手すりゃ春休みが一ヶ月、子供たち大喜びだろ、これ。

今日のひとこと(02.22)
新型コロナウイルス
大騒ぎしてるけど国内感染者って船の中を除けば100人もいないのな。全然ビビる必要なし。1万人超えるまではマスクしない、10万人超えるまでは外出控えない。暖冬のせいで花粉症が酷いことの方がよほど問題。

今日のひとこと(02.19)
未体験ゾーンの映画たち
年間ベストテンクラスの大当たりが出た!

鑑賞映画星取り(☆5つが満点)
『屋根裏の殺人者フリッツ・ホンカ』(ファティ・アキン)☆☆★
主人公はもちろん、出てくるのはみんな下品で不潔な、まさに底辺に蠢いているって感じの人間ばかりなのだが、作り手がそんな彼らのどこに魅かれて撮ったのかが伝わってこない。
おぞましさの中にある滑稽さや哀れみにもっと迫ってほしかった。

『ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男』(ロバート・D・クロサイコウスキー)☆☆☆☆
タイトルには少しも偽りなし(原題も同じ)の低予算映画ではあるにも関わらず、決してキワモノではない。
寂しい余生を送る一人の老人の悔恨と、それでも生き方を変えることなく、今また与えられたミッションを運命として受け入れる姿を描いた、熱く、苦く、せつない近年一番の男泣き映画。

作品のスケールをひと回りもふた回りも大きくするような風格のある劇伴が素晴らしい。

『スキャンダル』(ジェイ・ローチ)☆☆☆
ハイテンポな演出はテレビ局内の慌ただしさやそこで働く人々のパワフルさとなって快調だが、ストーリーはパワハラ、セクハラ問題を当たり前に糾弾するだけで、女たちの正義感とは違う思惑への迫り方が不十分なため思ったほど刺激的にならない。
せっかくの世代を代表する女優三人の揃い踏みも、共闘するでも、火花を散らすでもなく、ただその場に居合わせただけみたいな感じで肩すかし。
男たちへの反撃なら『ハスラーズ』の方がずっとスカッと爽快。

『プライス 戦慄の報酬』(アント・ティンプソン)☆☆★
物心が付く前以来の再会となった父親はゲスくて感じの悪い男で、訪ねた父の家の地下からは何やら怪しげな音が聞こえてくる・・・、となれば先の展開は容易に想像がついてしまう。事の真相が明らかになった後の主人公と悪党たちの攻防も締まりがなく、ミステリーとしてもサスペンスとしても今ひとつ。
ところどころに見られるブラックユーモアと言えなくもないヘンなセンスには面白味もあったが、これは狙いじゃなく、下手な演出ゆえの偶然の産物のような気が。

『男と女 人生最良の日々』(クロード・ルルーシュ)☆☆☆☆
一作目を観ていない、あるいは観ていても何の思い入れがない者にとっては、年寄りの昔ばなしに延々と付き合わされるようなものかも知れない。
でも、一作目を愛する者にとっては、時の流れの残酷さに胸を痛めつつも、半世紀を越えてなお変わらない想いはそれ以上の幸福感をもたらしてくれる。
人生もクルマも美しい。

『チャーリーズ・エンジェル』(エリザベス・バンクス)☆☆★
なんかフツーの女性アクションでチャリエン感みたいなものに乏しすぎる。バディもの(3人目はエンジェルじゃない)としても対照的なキャラを上手く活かしていない。
『ピッチ・パーフェクト2』ではあんなに弾けまくっていた監督なのに、これは一体どうしたことだろう(出演者としては悪くないが)。ひょっとしたら「お下劣」は得意でも「お色気」はそうでもないんか。

ラストの、エンジェル大集合で敵を瞬殺は痛快。

『ミッドサマー』(アリ・アスター)☆☆☆★
舞台がスウェーデンに移るまでが長いし、村のヤバさがハッキリするまでも長い。会話シーンが長回しばかりなのがさらにテンポを悪くしている。おまけに引きの画で人物が動かないことも多いので、ときどき話しているのが誰なのかすぐにわからないのにストレスも覚える。
しかし比類のない薄気味の悪さが、若者グループが追い詰められて行くにしたがい増していく中盤以降は強烈。
ヒロインを取り込む手段がまさにカルト教団のそれなのもリアリティを感じさせる。

スウェーデン=フリーセックスってイメージは日本だけのものじゃなかったんだね。

『スピリッツ・オブ・ジ・エア』(アレックス・プロヤス)☆☆★
初見だが、いかにも80年代のカルト映画な雰囲気に懐かしさをおぼえる。

だだっ広い荒野を、スタンダードサイズ(よりさらに正方形に近かった気がする)の画面に動きの少ないカメラ、これはそこに閉じこめられている閉塞感を強調するためだろうか。
クライマックスで飛翔した瞬間に画面がシネスコにならないかなあ、なんてことを期待したけど、当然そんなことは起こらない。

妹の神経症的なところが煩わしい。てか妹いなくてもよかったと思う。

『影裏』(大友啓史)☆☆★
友人となった謎めいた男が、ある日突然姿をくらまし、しばらくして戻ってきたものの、またしばらくして姿を消した、一体彼は何者で何が起こったのかという話なのだが、ミステリーというほどこともなく、ただ思わせぶりにエピソードを重ねるだけでなんにもない。
結局友人はただのクズでしかないわけだし。

この監督ってどんなジャンルの映画を撮っても無駄に長い。

『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』(成島出)☆☆☆
この主人公、演じているのが大泉洋だから愛嬌も出たが、普通に考えたら太宰治並みに身勝手、無責任なとんでもない人物だと思う。
せめて高額報酬に目がくらんで主人公の愛人切りに手を貸すことになる女に、もう少し愛人たちへの同情心、主人公への憤りを持たせてほしかった。
主人公が女に恋心を抱くのは判らなくもない(どこまで本気かはともかく)が、ラストで女が主人公の思いに応えるのが今ひとつ理解できない。

『37セカンズ』(HIKARI)☆☆☆☆
主人公の障害者の女の子がきっかけを与えられて、一歩また一歩と外の世界に歩み始める勇気と、オーディションでこの役を勝ち取ったというプロの役者ではなく本当に障害者である女の子が、このヘビーな役に挑む勇気が重なる。こういう映画体験はそうそうはない。

すごく生々しく、息苦しく始まった物語は、次第に風通しが良くなり、冒険譚のようなワクワク感さえ与えてくれる。終盤は少しファンタジーになりすぎではあるが、すべては主人公の前向きさによって生み出されたものと思えば、ごく自然に受け入れられる。
主人公のか細い声が、やがて美しく強いものに感じられて耳に心地よい。

『ファンシー』(廣田正興)☆☆★
風変わりで謎めいた男と、彼と関わる人々の関係を描いているが、ドラマがエピソードの羅列で終わってしまっている。
何を見せ、何を観客の想像力にゆだねるかが考えられていないような気がするし、「クール」と「淡白」の区別がついていないような気もした。だからエロもバイオレンスも刺激的にならない。

ndjc2019
例年は4、5本なのに今年は3本。お金、人材どちらの問題なのだろうか。
『あなたみたいに、なりたくない』(川崎僚)☆☆☆
今の時代でも30目前女子って結婚(相手がいないこと)をこんな風に焦ったりするのかは知らないけど、それとは別に若いOLたちのお局OLをバカにする女子トークとか、主人公が結婚相談所を通して知り合った男たちのダメっぷりのわざとらしさのせいで、全体的にあまりリアリティは感じられなかった。
後半の主人公とお局のやりとりは、意外なタイトルの意味も併せて良かった。

『Le Cerveau セルヴォ』(島田欣征)☆☆★
意欲はすごく感じるのだけど、30分という時間の中で作品の世界観を上手く説明できていないし、雰囲気だけで押し切るには映像に力が足りなかった。

『魚座どうし』(山中瑶子)☆☆
親や教師のせいでいろいろ大変な小学生の日常の話だが、子供たちの喜怒哀楽があまり出ていないせいもあって、なにをやりたいのかが明確に伝わってこない。

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