今日のひとこと総集編+映画星取り(22.03)1

今日のひとこと(03.11)
ランチタイム
西新井で映画を観た帰りに行った梅島(ビートたけしが少年時代を過ごした町)の中華料理店が大当たり。コスパに優れている上に店内の雰囲気も良く、さらに16時までランチをやっているのも有難い。

今日のひとこと(03.05)
川津祐介死去
子供のころ、この方と江原真二郎の区別がつかなかった。大人になってからも時々ごっちゃになって、訃報を聞いたときも「奥さんは中原ひとみだったっけ?」と勘違い。

映画星取(☆5つが満点)
『GAGARINE/ガガーリン』(ファニー・リヤタール、ジェレミー・トルイユ)☆☆☆☆
団地の風景が素晴らしい。団地好きにはそれだけで満足。

解体が決まった団地に最後まで残り、その一室を宇宙船に見立てて宇宙(=天国)を目指すという後ろ向きなロマン。主人公が中高年者ではなく高校生ぐらいの少年というのが余計せつない。

主人公は若者だから普通(の映画)なら暴力に訴えてでも解体を阻止するために動く、という展開になるところだが、そういう気概は話が進むにつれ薄れ、社会派にもアクションにもならずに少年のピュアさのみが際立つ。
主人公を演じる役者が巨体の黒人で一見ヤバい奴(フランスの団地は不良や若いギャングの巣窟ってイメージが強いし)なのに、実はナイーヴな草食系というギャップがまたいい。

『ドリームプラン』(レイナルド・マーカス・グリーン)☆☆☆★
ウィリアムズ姉妹を育て上げた父親のしたたかで時に独善的という一筋縄ではいかない部分を強調することなく、一方で姉妹をテニス馬鹿にさせないために学校や教会にきちんと通わせ、プロになることにも慎重だったという真っ当な部分を美談にすることもなく、実にユニークな人物像を作り上げている。

あのゴツい姉妹も子供の頃は普通に可愛かったという至極当たり前なことに軽く驚く。

『ポゼッサー』(ブランドン・クロネンバーグ)☆☆
血筋は感じさせられるが、それだけ。

主人公二人(意識を乗っ取る方と乗っ取られる方)がどういう状況にあって何をしようとしているのかがわかりづらい。そもそも他人の意識を乗っ取ることができるなら、暗殺の対象者の身近な人物の意識を乗っ取って殺させるなどという回りくどい方法を取らずに、対象者本人の意識を乗っ取って自殺させればいいんじゃないのか。さらにそれ以前に、こんな高度なことができる組織なら暗殺なんてリスクの高いことを生業とせずに、ほかにいくらでも楽して金を稼ぐ方法があるだろうに。

『Ribbon』(のん)☆☆☆
声高に何かを叫ぶのではなく、コロナ禍における若者の生活にきちんと向き合っていて好感を持てる。この手の映画にありがちなモノローグによる自分語りがないのもいい。
だが、こんなに狭い範囲で展開して、登場人物も少ない(役のある人物が同時に3人以上登場することはほぼない)映画に120分弱は長すぎる。必要とは思えない会話と過剰な芝居が多すぎる。一番の見せ場とも言える大学構内への忍び込みも無いほうがよかった。

『テオレマ』(ピエロ・パオロ・パゾリーニ)☆☆
あらすじ読んで面白そうだったんで観に行ったけど大失敗。
アート系丸出しで闖入者が一家を混乱に陥れる様を面白おかしく見せようなんて気はさらさらない。会話が少なく意味不明な独白ばかりなのが苦痛でしょうがなかった。
お手上げ。

『懲役太郎 まむしの兄弟』(中島貞夫)☆☆☆
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3分の2を過ぎたあたり、まむしの兄弟が安藤昇を追って小豆島に行くものの、浴場で安藤の貫録に気圧されて何もできずに退散する場面で、前に観ていることにようやく気付く。それも大昔じゃなくてまだ10年も経っていない程度の昔のような気がするのが我ながら情けない。

まむしの兄弟が「弱きを助け強きを挫く」ではなく、「弱きに迷惑をかけ強きに無闇に噛みつく」なのは面白いけど、コメディとしての味付けが弱いのと、結局最後はいつもの殴り込みになってしまうのはつまらない。

『悪霊島』(篠田正浩)☆☆★
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これ、冒頭の現在パートいる?最初から60年代でいいんじゃない?
あと、普通現在から始まって回想に移るなら最後はまた現在に戻るのが普通なのに、戻らずに回想のまま終わっちゃうのっておかしくないか?

最初の殺人が起きるまでに40分も費やしているんだけど、それまでに描かれる登場人物の関係性や思惑が時間をかけてる割にわかりづらい。島出身の男が何十年ぶりかに戻ってきた理由などは、もったいつけずに最初に明かしてしまっても何の問題もないし、行方不明の父親を探しに来た兄弟はいなくてもいいと思う。

事件の真相のほとんどが金田一の推測として台詞で語られちゃうのも芸がなさすぎ。特に双子と思われた姉妹が実は一人だったというのは本作最大のサプライズなんだから、映像で見せて驚かせなきゃダメじゃないの?

サスペンスや猟奇性を出せない演出を音楽(もちろん既成曲じゃなく劇伴の方)が頑張って補っていた。

『暴力街』(五社英雄)☆☆☆★
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この時期の東映やくざ映画の中ではかなり異質な一本。
セックスとバイオレンス(血糊)は過剰なのに主人公は任侠ものみたいに最後の最後まで爆発しないし、抗争があまり前面に出ないこともあって、はぐれ者たちが人生大逆転を狙うクライムサスペンスの色が強い。香港ノワールを先取りしたような雰囲気もあるし、山本昌平とオカマ(誰?)の殺し屋コンビは大和屋竺っぽい。

安藤昇と小林旭の友情が描き足りないために無情のラストが取ってつけたようになってしまったのは残念。

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