今日のひとこと総集編+映画星取り(20.10)1

今日のひとこと(10.15)
マリーンズ
コロナと無関係に弱いのが歯がゆい。毎年のようにシーズン終盤に失速するのは体力不足か?

今日のひとこと(10.06)
マリーンズ
最早これまで、かな。この終わり方は無念すぎる。

鑑賞映画星取り(☆5つが満点)
『エマ、愛の罠』(パブロ・ラライン)☆☆
ガラの悪い金髪女が踊ったり、がなり立てたり、火炎放射器ぶっ放したりする画はインパクトがあるんだけど、話が見えづらくて彼女の魅力が伝わらない。性に奔放な割には画面からエロが感じられないのも物足りない。全体的に気取りすぎ。

『スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話』(エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ)☆☆☆
登場人物のキャラクターや舞台設定の説明もほとんどないままに彼らの慌ただしい日常から始まる物語は、それが過酷さを伝えるためであることがわかっていても、置いてけぼりを食らったような気がして戸惑ってしまう。せめて主人公がこの道に進んだ経緯ぐらいはじっくりと見せて(語って)ほしかった。
それでも『最強のふたり』と同じように、気骨に溢れ同情を買おうとしない姿勢には十分好感が持てた。

『ビリギャル』みたいなふざけた副題を付けた配給会社の阿呆っぷりには、劇中の役人に向けたのと同じくらいの怒りを覚える。

『青くて痛くて脆い』(狩山俊輔)☆☆☆☆
主役男女の出会いから始まる物語はすぐに3年後に飛び、その間に何があったのかと、これから何が起こるのかを並行してミステリー的に見せつつ、青春のヒリヒリ感も存分に味わわせてくれる。ふたりのキャラクターは少々特異ではあるものの、普通の大学生活がきちんと描写されていてその枠から逸脱しない程度に収まっているので不自然さもない。

クライマックスでのふたりの対峙からは、近頃の青春映画らしからぬ凄味を感じさせられた。
その後のエピローグ部分はちょっと口当たりの良さを狙いすぎているが、今どきの若者の「青く」て「痛い」けど案外「脆く」はない姿には素直に好感を抱けもした。

『浅田家!』(中野量太)☆☆☆☆
東北地震の被災地が舞台になると、どんなアプローチをしたところで結局は「癒し」と「再生」のアピールになってしまうことに正直食傷気味だったので、カメラマンの青年とその家族の物語だけで最後まで通した方がよかったのではないかとも一瞬思ったりもした。でも本作の場合、そういうのが皆無というわけではないが、主人公が被災地でカメラを手にせず、自分ではなく写真の力を信じて行動することと、その姿を力を入れすぎずに見せるところに、これまで観た震災後が描かれた作品にない好ましい謙虚さが感じ取れた。
最後でまた家族の話に戻って笑いで締めくくるのもいい。

被災地で主人公と行動を共にする大学生を演じているのが菅田将暉であることにまったく気付かず、「この役者いいなあ、誰だろう?」と思いながら観ていた自分の目の節穴っぷりに愕然。認知症始まったか。

『ミッドナイトスワン』(内田英治)☆☆☆
いまどきのキレイなトランスジェンダーではなく、昔ながらの汚いオカマが出てきて、あまり見たくない生態を存分にさらけ出すあたりは信用できたのだが、話が色々と雑すぎるし、少女の無口無表情が時にわざとらしすぎるし、主役二人に無理解な人物の描き方が紋切型すぎるしで、せっかくの生々しさが存分に活かされているとは言い難い。
オカマや少女の友人の死も作品をドラマチック、ショッキングにするためにやっているように思えて感心しない。特に友人の自死は、晴れの舞台を台無しにされた新婚カップルの気持ちを考えると不快にさえさせられる。

『星の子』(大森立嗣)☆☆☆★
波風が立ちそうな要素がいろいろあるのに、いつまで経ってもこれといったことが起こらず、これは一体どういう映画なんだろうという戸惑ってしまう。時制の入れ換えや10年日記といったものも、時の流れやその重さを生んでいないし。
しかし次第に、新興宗教にハマる夫婦やそんな親を持ってしまった娘にも、世の中とそれなりに折り合いをつけた普通の生活があるという「当たり前」を、ともすればこういう人達をネガティブな目で見すぎてしまう我々に気付かせてくれて、その切り口の面白さに引き込まれるようになる。夫婦役に永瀬正敏、原田知世という真っ当な生き方をしている感が強い役者を起用するのも巧いキャスティングだ。

ラストはどういう意図なのか今ひとつ理解できずモヤモヤが残った。

『生きちゃった』(石井裕也)☆☆★
主人公が何を考えているのかまったく理解できない。妻の浮気を許した上に娘の親権もあっさり渡し、別れた後も妻が浮気相手だった男と同棲しているのを知りながら生活費を援助するとか、ただの搾取されまくりのバカじゃん。こういうのを自己表現が苦手だけど真面目でイイ人だからで一方的に肯定されても困る。
浮気相手が主人公の兄に殺され、デリヘル嬢になった妻が客に殺されってのも安易すぎる。せめてどっちか一つだけにしてほしい。

九十九本目の生娘』(曲谷守平)☆☆☆
正直、演出の力(とやる気)不足で怪奇ムードもサスペンスも、クライマックスの銃撃戦の迫力も全然ないのだが、半世紀以上経った今観ると逆にそれが異様さを際立たせる。

拉致係(?)のババアがほとんど漫☆画太郎、というか作品自体がほとんど画太郎ワールド。コミカライズしてくれないかな。

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