04.09鑑賞作品(2)

『食堂のお姉さん 淫乱にじみ汁』荒木太郎/麻田真夕、吉岡睦雄
何のためにヒロインを定食屋の若女将にしたのかまったくわからない。辛気臭い恋愛ドラマをやるより、店を舞台に活気のある人情劇をやったほうがいいんじゃない。
☆★

『夫婦交換<スワップ>前夜 私の妻とあなたの奥さん』後藤大輔/夏目今日子、林田ちなみ、境賢一、本多菊次朗
新田栄や深町章あたりのやる気のない監督が好みそうな単純な浮気話も、細かな部分まで目の行き届いた演出と気の利いた台詞があれば、十分面白いものになるもんですな。
☆☆☆★

『人妻の秘密 覗き覗かれ』竹洞哲也/吉沢明歩、竹本泰史、沢賀名、牧村耕次
ご祝儀出演の豪華エキストラぐらいにしか新人監督らしさが感じられない。設定、ストーリーは雑だし、作り手の若々しい思い入れもない。デビュー作にして既にぬるま湯にドップリ。ヒロインのカワイさを十分に引き出していることだけは認めるが。
☆☆

『Re:プレイ』ローランド・ズゾ・リヒター/ライアン・フィリップ、サラ・ポーリー、スティーヴン・レイ、ロバート・ショーン・レナード
なんかスゴいオチが最後に待ち構えていそう、と観客に思わせることだけに心血を注いだような映画。でも、その肝心のオチは期待していたほどのものではない。
☆★

『ヘブン・アンド・アース 天地英雄』フー・ピン/チアン・ウェン、中井貴一、ヴィッキー・チャオ
男泣き必至の題材なのにまったくのれない。主役脇役問わず、男たちの内外両面に迫りきれていないからか。ラストの唐突なSF的展開も理解に苦しむ。
☆☆

『ヴィレッジ』M・ナイト・シャマラン/ブライス・ダラス・ハワード、ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディ
外界から孤立した人口100人程度の村なのに、衣類や家具、建物がやけにバラエティに富んでいるし手も込んでる(メガネの鼻に乗せる部分、プラスチックじゃなかった?)ので、なんとなくオチの予想がついてしまった。シャマランのB級なネタとオチを「思わせぶり」と「格調」でコーティングするパターンも飽きてきた。でも次の作品がまた同じパターンでも絶対観に行っちゃうんだよなあ。
☆☆☆

『テイキング・ライブス』D・J・カルーソー/アンジェリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク、チェキー・カリョ
殺した相手になりすますという知能犯でありながら、同時に快楽殺人犯でもあるというのは無理があると思うが。A・ジョリーは今までで一番エロかった。J・H・アングラードのショボくれぶりは、役作りではなく今の彼のリアルな姿?
☆☆★

『妖艶毒婦伝 般若のお百』石川義寛/宮園純子、村井国夫、若山富三郎
思わぬ拾い物。時に唐突ささえ感じる展開の速さで一時も飽きさせない。仰向けに寝かされてのギロチンは通常の10倍怖いよなあ。
☆☆☆★

『民暴の帝王』和泉聖治/小林旭、渡瀬恒彦、中尾彬
封切り時に観てるはずなんだけど全然憶えてなかった。暗躍する経済ヤクザの中で、最後まで武闘派を通す渡瀬の暴れっぷりが一番の見どころ。
☆☆★

『網走番外地 南国の対決』石井輝男/高倉健、大原麗子、田中邦衛
「網走」で「南国」、もう無茶苦茶ですな。善悪の対決に入り込んでくる母子のエピソードが、それ自体は悪くないのだが、ストーリーの流れを断ち切ってしまったのが残念。「母をたずねて三千里」なけなげ少年が30数年でいかなる変貌を遂げたかがこちらで知ることができます。
☆☆★

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